詳細

旅の目的はホテルでのご滞在そのもの

プランテーションスタイルの歴史的な建物とフランス式庭園
シェムリアップの緑豊かなオールドフレンチクォーターに位置するGrand Hotel d'Angkor(ラッフルズ グランド ホテル ダンコール)は、王宮に面し、アンコール国立博物館にも近く、アンコールを巡る冒険の拠点として理想的なロケーションを誇ります。街のカラフルなマーケットまでは、美しい川沿いを歩くかトゥクトゥクでお出かけいただけます。アンコールの名高い寺院までは8km、シェムリアップ国際空港までは39kmです。

Grand Hotel d'Angkorの施設とサービス

歴史の1ページに足を踏み入れ、当ホテルの素晴らしい施設やサービスとともに、お客様自身の物語を紡ぎましょう。

 
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ラッフルズ マーキー

カスタムメイドのイベントスペースはあらゆるシーンに最適です。毎週土曜日の夜には、伝統的なクメール舞踊をご鑑賞いただけます。

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ラッフルズ スパとプール

伝統的なクメール式トリートメントや最新のトリートメントを受けられる癒しのオアシス。全長35mのカンボジア最大級のプールがあります。

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特別なテンプル ディナー

神秘的なアンコール寺院をバックに、伝統的なアプサラダンスの魅惑的なパフォーマンスと地元料理をご堪能ください。宝物のような夜となることでしょう。

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ラッフルズ キュレート ジャーニー

ビンテージバイクのベスパでアンコール寺院を探索したり、地元のトゥクトゥクでバンテアイ スレイ寺院やゴールデン シルク ファームへ出かけましょう。

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送迎サービス

空港送迎や、シェムリアップ市内または遠方への観光には、一日中運転手付きの専用リムジンをご利用いただけます。

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文化体験

僧侶による早朝の祝福の儀式、蓮の花折りアート、クメール料理教室などをご体験ください。

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時代を超えた楽しみ

陽の光がたっぷり射し込むサンルームで、専属ピアニストが奏でる音色とともにアフタヌーンティーを。シェムリアップの名物、エレファント バーのカクテルアワーもご利用ください。

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ラッフルズ ブティック

歴史的な本館のロビー、ラッフルズ アーケード内にございます。一生の宝物になるようなお土産をお買い求めいただけます。

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王宮スタイルのドアマン

王宮の警備員の伝統にならい、ドアマンは曜日によって色が変わるシルクのズボンを着用しています。

当レジデンスの歴史案内人

ホテル専属の歴史案内人、サラヴァン・マウスとカンボジアの文化や歴史について学びましょう。

テニスコート

テニスはいかがですか。プロ仕様のコート2面、レンタル可能なラケットとボールをご用意しております。専属コーチによるレッスンも。

当社の歴史

1932年に開業したGrand Hotel d’Angkorは、1930年代にアジアで栄えたヨーロッパスタイルの高級リゾートホテルの代表格です。当時は、世界旅行が華やかな上流社会の娯楽であり、アンコールワットの寺院の評判が広まっていた頃です。カンボジアではバンガロー文化が主流でしたが、遠い異国への長旅を終えた洗練された旅行者たちは、バスルームやプライベートバルコニー、美しい眺望を備えた快適な客室で、自宅のようにくつろぐことを望んでいました。さらには、お互いの活躍について語り合ったり談笑したりできるレストランやバーを探していました。満を持して誕生したGrand Hotel d’Angkorは、地元のスタイルを生かしながらフランス最高級のアールデコ様式で建設されました。当初は40室の計画でしたが、需要が高まり旅行業界が活気づくとともにすぐに60室に増え、その後も増設しました。ロビーにあるオリジナルの木製エレベーターはインドシナ最古のエレベーターです。これまで、映画スター、首相、象徴的なファーストレディ、スルタンたちを、広々とした客室にお連れしてきました。ホール、サロン、庭園は、大きな喜びや平和的な交渉の舞台となってきました。同時に、困難な時代には、想像を絶する悲しみを目の当たりにしてきました。2019年に大規模な改修工事を行い、119の客室とスイート、その他の建築物にかつての輝きが戻りました。

当ホテルの歴史

1932年に開業したGrand Hotel d’Angkorは、1930年代にアジアで栄えたヨーロッパスタイルの高級リゾートホテルの代表格です。当時は、世界旅行が華やかな上流社会の娯楽であり、アンコールワットの寺院の評判が広まっていた頃です。カンボジアではバンガロー文化が主流でしたが、遠い異国への長旅を終えた洗練された旅行者たちは、バスルームやプライベートバルコニー、美しい眺望を備えた快適な客室で、自宅のようにくつろぐことを望んでいました。さらには、お互いの活躍について語り合ったり談笑したりできるレストランやバーを探していました。 満を持して誕生したGrand Hotel d’Angkorは、地元のスタイルを生かしながらフランス最高級のアールデコ様式で建設されました。当初は40室の計画でしたが、需要が高まり旅行業界が活気づくとともにすぐに60室に増え、その後も増設しました。ロビーにあるオリジナルの木製エレベーターはインドシナ最古のエレベーターです。これまで、映画スター、首相、象徴的なファーストレディ、スルタンたちを、広々とした客室にお連れしてきました。ホール、サロン、庭園は、大きな喜びや平和的な交渉の舞台となってきました。同時に、困難な時代には、想像を絶する悲しみを目の当たりにしてきました。2019年に大規模な改修工事を行い、119の客室とスイート、その他の建築物にかつての輝きが戻りました。

A timeless landmark
1923

フランス領インドネシアの5つのホテルの案

Raffles Grand Hotel d'Angkor(ラッフルズ グランド ホテル ダンコール)の始まりは、1920年代半ば、のちにフランス領インドシナとなる地域に5つのホテルを建設するという案に端を発します。建築家で都市計画家のエルネスト・エブラールが1923年に「インドシナの都市計画サービス」を開始。シェムリアップのホテルは、1929年11月に開業するHotel Le Royal in Phnom Penh(ホテル ル ロイヤル プノンペン)に次いで2番目の規模と卓越性をもつものとなります。
Late 1920s

40室のホテルの始まり

シェムリアップでのエブラールの案は、アンコールの寺院見学に訪れる裕福な旅行客の増加によって手狭となったバンガローに代えて、40室のホテルを建設するというものでした。アンコールワット遺跡は1907年頃にはすでに、3ヵ月で約200人が訪れる有名な観光地となっていました。1920年代の終わりまでには観光客があふれかえるようになります。大恐慌の最中であるにもかかわらず、1934年にアンコールを訪れた観光客の数は2,817人を記録します。
1992

政治の目覚め

グランド ホテルで開催された重要なイベントとして、1992年8月5日に行われた要人の昼食会が挙げられます。この昼食会はノロドム・シハヌーク王子と国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の明石康代表が主催し、招待客にはジョン・サンダーソン中将、フン・センやキュー・サムファン、イエン・ムーリなどのカンボジア最高国民評議会リーダー、ノロドム・ラナリット王をはじめ、カンボジア国、KP、フンシンペック党、DKのリーダーなど、外交官やUNTACの代表が名を連ねています。主賓席と8つのゲスト席が設けられた昼食会の最後には、1993年5月にカンボジアで国連主導による総選挙が実施されることが発表されます。
1996

ラッフルズの改修

ラッフルズ インターナショナルが1996年3月に大規模な改修工事を開始し、現在のホテルの姿が形作られます。1997年12月30日に、創業時のおよそ2倍となる全119室を備えたRaffles Grand Hotel d'Angkor(ラッフルズ グランド ホテル ダンコール)が正式にオープンします。すっきりと落ち着いたロビーはエレガンスの傑作といっても過言ではなく、はるか向こうまで伸びる廊下は、無数の鏡に映し出されているかのようです。ロビーエリアは創業当時からの建物になじむように拡張され、カクテルやアフタヌーンティーを楽しめる広々としたザ コンサバトリーが増設されます。ここからは庭園と、アンコールの古代浴場を模した有名なプールを見渡せます。
1997

新しいウイングの増設

本館の建築様式を完全に再現し、西側には新しいウイングが増設され、3つのうち1つはスパを備えた美しいヴィラ、東側にはプールが増設されます。すべて緑豊かなトロピカルガーデンに囲まれた空間です。ホテルは2つの屋外パフォーマンス会場も備えています。1つはホテルの斜め向かいの川沿いの公園に位置しています。もう1つのアプサラ テラスは、ホテルのプライベートガーデン内にあります。
1998

公園と庭園、橋の改修

ラッフルズ ホテル&リゾートは、ホテルからメイン通りに広がる庭園の改修を開始し、現在はロイヤル クルセード フォー インデペンデンス ガーデンズと呼ばれている幾何学式庭園を組み入れます。ホテル正面のこの広大な扇形の庭園は、シェムリアップの市民と共有されています。幾何学式庭園に加え、施設内には仏教の聖なる花である睡蓮のエリアや、シェムリアップ川沿いのリバーガーデン、寺院庭園があります。1998年には、川に架かる1928年のアールデコ様式の橋も改修されます。
2000s

Hotel Le Royalの姉妹ホテルとして

プノンペンのHotel Le RoyalとシェムリアップのGrand Hotel d’Angkorという2軒の姉妹ホテルの歴史を忠実に守りながら改修・維持することを通して、ラッフルズ ホテル&リゾートは、先見の明のある建築家・都市計画家、エルネスト・エブラール氏の植民地時代のオフィスと密接に結び付いています。
2019

ラッフルズの新たな伝統の始まり

アンコールを訪れる初期の観光客の豪華な宿泊先へのニーズの高まりに応えてオープンしたホテルの始まりに思いを馳せながら、Grand Hotel d'Angkorは6ヵ月にわたる大規模かつ入念な改修プログラムにより、世界の旅行者の宿泊先としてまた新たな道を切り開きます。

改修工事

2019年に実施された改修工事は、元々の建築物に深く配慮して行われました。オリジナルの木製エレベーターの鉄細工の囲みや、花をモチーフにしたアールデコ調の階段の手すりなど、当時の建築のディテールすべてがかつての状態に復元されています。大きな瓦屋根の広い軒は、一定の間隔に配置されたコンクリート製の大きな斗栱(ときょう)で支えられています。これは、中国の宮殿でよく見られる、重い屋根を支えるための木製の斗栱を模したものです。

客室は新しいスポットライトと窓周りの装飾でぐっと明るくなり、ハードウッドフロアが温かみを与えています。窓を開けると、魅力的な街並みやプランテーションスタイルの敷地が広がります。使いやすい電源ポート、USB充電ステーション、高速インターネットを設置し、最適な接続性を実現しています。全室に新しいセガフレード製コーヒーメーカーを備え、ベッドはシモンズ製ピロートップマットレスで快眠をお約束します。バスルームは大幅に改装され、イタリア製のタイルや備品、大型のレインシャワーを導入して一新しました。キャビネットの代わりに作り付けのワードローブを設置し、より広々とした空間を実現しています。また、ラッフルズの伝統に忠実に、全室にライティングデスクを配しています。

神話と魔法

当ホテルには、カンボジアの民間伝承で非常に尊敬されている2人の人物、大神様と小神様が訪れたといわれています。6ヘクタールの庭園内にある神社にお参りすると、福を授かることでしょう。彫像には、興味深い物語もあります。歴史やカンボジア人が大切にしている神話について、専属の歴史案内人にお気軽にお尋ねください。

シェムリアップの歴史

Grand Hotel d’Angkorがシェムリアップにオープンした当初、8km離れたアンコールワットの寺院の眺めを遮る建物は他にありませんでした。アンリ・ムーオやアンリ・マーシャルといった、寺院から西洋文明への入り口を開いたフランス人探検家たちは、シェムリアップが観光化される以前の素朴な漁村だった頃の姿を知っていました。当時はこの世界で最も驚異的な宗教遺跡のひとつに簡単にアクセスできる環境でした。

エキゾチックなものに世間の関心が集まるにつれ、街は発展していきました。最初にバンガローが建ち、次にグランドホテルが建ち、レストラン、バー、商店など、賑わうホリデーリゾートに欠かせないあらゆるビジネスが誕生しました。目玉はアンコールワットだけではありませんでした。トンレ サップ湖に沈む夕日、バイヨン寺院の微笑み、神秘的なタ プロームなど、初期の探検家たちが「眠れる森の美女」の難攻不落の城になぞらえたものを目当てに、旅行者が訪れるようになりました。

現在は、ラッフルズのバトラーが、カンダル ビレッジでのショッピングなどシェムリアップとっておきのおすすめや、食通の方に嬉しい隠れたグルメスポットをご案内しております。