エクスペリエンス
Raffles Hotel Le Royal(ラッフルズ ホテル ル ロイヤル)とRaffles Grand Hotel d'Angkor(ラッフルズ グランド ホテル アンコール)
何世紀にもわたり、多くの人々が神秘と冒険への憧れを胸に、カンボジアに思いをはせてきました。アジア有数の文明の一つとして栄えた強大なクメール帝国の発祥地アンコールと、現代の活気あふれる王都プノンペン。ラッフルズ バトラーの視点を通して、2つの都市の魅力をご紹介します。 「二都物語」は壮大な歴史、魅惑的な魅力、素晴らしい冒険が詰まった、他に類を見ない旅です。それぞれが独自の魅力を持つRaffles Hotel Le RoyalとRaffles Grand Hotel d’Angkor。カンボジアの豊かな文化遺産と自然の驚異からインスピレーションを得た、厳選された体験をお届けします。その地を知り尽くした地元の情報通や、経験豊かな目利き、秘められた物語を知る人々が語る、数々の物語や伝説に魅了されてみませんか。
Raffles Hotel Le Royal(ラッフルズ ホテル ル ロイヤル)は、歴史的なランドマークホテルであり、その優雅な歴史は大胆かつ現代的なスタイルで再解釈されています。フレンチコロニアル、クメール、アールデコの影響を受けた広々とした客室とスイートは、活気あふれるカンボジアの首都にありながら、ゆったりとおくつろぎいただける上質な空間となっています。ホテルの歴史は、20世紀初頭、建築家で都市計画家のErnest Hébrardがプノンペンを一新するという仕事を引き受けたことに始まります。彼の描いた計画には豪華ホテルの建設も含まれていました。1929年に当時のプノンペンで最も高層のホテルがオープンした際、主賓として招かれたのがSisowath Monivong国王です。王室とのつながりは、王家から贈られた紋章や、天井画、当ホテルのシェフだけが知る王室秘伝のレシピとして現在も受け継がれています。
1日目
王都プノンペンにご到着になると、一生の思い出に残る優雅な旅をともにするラッフルズ バトラーがお迎えします。ホテルの建築美を堪能するには、かつて当ホテルに滞在した著名なお客様にちなんで名付けられた4つのパーソナリティ スイートのいずれかに滞在するのがおすすめです。それぞれのスイートは、Jacqueline Kennedy、André Malraux、Charles de Gaulle、Somerset Maughamの名前を冠しています。優雅なアンティークや手作りの工芸品がタイムスリップしたような雰囲気を醸し出し、魅力的な美食、ウェルネス体験、2つのプールは現代的な洗練を体現しています。Hotel Le Royalの専属歴史案内人が、建物の歴史をご案内いたします。
2日目
カンボジア王室の公式伝記作家で、アンバサダーでもあるJulio Jeldresとともに一日がスタートします。カンボジア王宮までは15分。息を呑むほど美しい建築物やそびえ立つ尖塔が建ち並ぶこの場所は、カンボジア王国の権力の中心地です。王国が歩んできた栄光と苦難、その知られざる物語に耳を傾けてください。チリの外交官だったJeldresは、この魅力的な王国についてもっと知りたいと考え、1967年に初めて王宮宛てに手紙を送りました。1990年代に国王の父君と初めて面会したことをきっかけに、書簡を通じた交流が始まりました。その後、国王の個人秘書となり、現在はSihamoni国王陛下の内閣顧問を務めています。
王宮の北側には、クメール彫刻や民族誌資料など、世界最高峰のコレクションが展示されているカンボジア国立博物館があります。博物館の主任キュレーターが、千年もの歴史を誇るカンボジアの卓越した工芸品をご紹介します。壮麗でありながら優美なテラコッタ造りの博物館には、アンコール朝以前からインドラヴァルマン朝、アンコール朝にわたる9世紀に及ぶ時代の石像、陶器、ブロンズが展示されています。1920年に開業し、カンボジアのランドマークでもあるこの有名な博物館は、同国の豊かな文化遺産を保存し、展示しています。
ラッフルズに戻り、街とホテルに受け継がれる王室の歴史を引き続きご案内します。1929年にSisowath Monivong国王を招いて開業したRaffles Hotel Le Royalは、長きにわたり王室と深い関係を築いてきました。ラッフルズのアンバサダーを務めるChansita Norodom王女とともにアフタヌーンティーをお楽しみください。王女はカンボジア文化を象徴するNorodom Buppha Devi王女のご息女です。Buppha Devi王女は、カンボジアの伝統舞踊アプサラの王室初のプリマバレリーナとして、この舞踊の普及に尽力しました。アプサラは後にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
3日目
雄大なメコン川のほとりで、地元ならではの食文化に触れる美食の旅から一日をスタートさせましょう。伝統的な木造家屋の中に作られた空間では、何世代にもわたって受け継がれてきた、独自の豊かな食文化やレシピをご堪能いただけます。まずは、受賞歴のあるシェフであり料理本を何冊も手掛けるNakシェフの案内で地元の市場を訪れます。その後、田園地帯を巡りながら、美食の旅が続きます。彼女の著作は高く評価されており、近年出版した「Saoy – Royal Cambodian Home Cuisine」は、名誉あるグルマン世界料理本大賞の一つに選ばれました。
街に戻り、その活気と、対照的な建築美が織りなす景色をご覧ください。1372年に創建されたプノンペンは、アールデコ様式など、20世紀初頭の植民地時代のフランス建築が立ち並んでいたことから、「アジアの真珠」と呼ばれていました。ツアーでは、ラッフルズを起点に、国立図書館、ワット プノン、セントラルマーケット、プノンペン駅といったさまざまな建築遺産を巡ります。かつては静かな漁村だった街が、いかにして大都市へと変貌したか、その歴史をたどります。古代文明から王室の系譜、20世紀初頭の黄金時代、クメールルージュ政権の暗黒時代、そしてさまざまなアジアの文化が溶け合う今日の姿まで、プノンペンは激動の歴史を歩んできました。
プノンペンでの最後の夜は、歴史あるRestaurant Le Royal(レストラン ル ロイヤル)で、ラッフルズ バトラーがアレンジするワインとのペアリングとともに5品コースディナーをお楽しみください。華麗な手描きの天井装飾の下に広がるRestaurant Le Royalでは、何世紀にもわたって受け継がれてきた食文化やカンボジア王室の伝統レシピを、現代クメール料理とともにご提供しています。カンボジアの旅の前半を締めくくるのにぴったりな、この国でも指折りのレストランで、プノンペンとRaffles Hotel Le Royalの伝統と歴史に思いをはせてください。
1930年代のフランスのアールデコ様式を忠実に表現したGrand Hotel d'Angkor(グランド ホテル ダンコール)は、歴史に彩られたホテルです。美しく洗練された客室、スイート、ヴィラは、古き良き時代のカンボジアの雰囲気と現代的なディテールが見事に融合しています。シェムリアップの緑豊かなオールドフレンチクォーターに位置し、王宮に面し、アンコール国立博物館にも近く、アンコールを巡る冒険の拠点として理想的なロケーションを誇ります。1932年に開業したGrand Hotel d’Angkorは、アジアで栄えたヨーロッパスタイルの高級リゾートホテルの代表格です。当時は、世界旅行が華やかな上流社会の娯楽であり、アンコールワットの寺院の評判が広まっていた頃です。
4日目
プノンペンを出発したら、発展を続けるこの街を最後に上空から一望し、ヘリコプターでシェムリアップへ。そこから新たな冒険が続きます。クラシックなリムジンでサマーパレスを経由して到着する場合でも、ヘリコプターでホテルに直接着陸する場合でも、Raffles Grand Hotel d’Angkorに到着する瞬間は忘れられない思い出となるでしょう。ラッフルズ バトラーがお出迎えし、ご予約のプールサイド スイートまたは豪華なロイヤル ヴィラへとご案内します。
スクーターのベスパに乗って、アンコール遺跡公園を巡るエキサイティングな旅をお楽しみください。風や自然を肌で感じながら、何世紀も前に築かれた傑作の数々が放つ魅力を紐解いていきます。道幅が狭く、木々が生い茂るために徒歩や車では行きにくい場所へのアクセスも抜群です。アンコールワット、バイヨン、タ プロームといった寺院遺跡に加え、遺跡群に点在する、あまり知られていない建築の見どころも巡ります。
5日目
アジア有数の文明を築いた王朝の古都を探訪します。夜明け前にカンボジア北部のジャングルへ出発し、世界最大の宗教建造物であるアンコールワットに昇る壮大な日の出を眺めながら、魔法のような一日が始まります。その後、一帯が最も静寂に包まれる早朝の時間帯に寺院を見学します。知識豊富な現地ガイドとともに森を巡り、映画「トゥームレイダー」の舞台としても知られるタ プロームや、バイヨンの数々の人面塔を中心に据えた壮大な都城、アンコール トムを訪れます。昼食は、古代の王族が沐浴した池として知られるスラ スランを望む伝統家屋で、ピクニックランチをご用意します。Raffles Grand Hotel d’Angkorのプールのデザインは、この池の水面に広がる模様から着想を得ています。
午後の半ばには、ラッフルズ バトラーとともに、カンダル ビレッジ随一の現代アートスペース「TRIBE Art Gallery」を訪れます。20人以上のカンボジア人アーティストの作品を扱うこのギャラリーは、カンボジアの新進気鋭のアーティストが活躍できる場所を提供しようと、Nat Di Maggioと彼の亡きパートナーのTerry McIlkennyが創ったものです。活気あふれるこの場は住居とスタジオを兼ねており、多彩なアート作品が所蔵されています。
午後は、ユネスコ生物圏保護区に認定された東南アジア最大の淡水湖、トンレサップ湖でサンセットクルーズを楽しみながら水上集落チョンクニアへ。この湖には、湿地林や水中に広がるマングローブ林など、独特の生態系が形成されています。この豊かな生息環境は、世界で有数の漁獲量を誇る漁業を支えています。伝統的な木製ボートに乗って雄大な湖の上を漂いながら、夕日が沈んでいくのをご覧ください。シンガポールスリングなどお好みのドリンクを片手に、海洋生態学者との語らいもお楽しみいただけます。
夜はRaffles Grand Hotel d’Angkorに戻り、レストラン1932でディナーをお楽しみください。ヘリテージウィングにある1932は、カンボジアの豊かな食の伝統を見事に現代に融合させています。シェムリアップ出身のエグゼクティブ スーシェフ、Dorn Doeurt考案による厳選されたテイスティングメニューとともに、カンボジアの豊かな歴史をたどりましょう。メニューは4種類からお選びいただけます。旬の食材を使った極上のカンボジア料理を、専属ソムリエがセレクトしたワインが引き立てます。
6日目
もう1日、寺院巡りを楽しむ日をラッフルズ バトラーがご用意しました。まずは、「女性の砦」と呼ばれるバンテアイ スレイを訪れます。アンコール寺院の中でも最も精緻な寺院とされ、女性たちによって建てられたとも伝えられています。アンコール芸術の至宝と称され、赤みを帯びた石から切り出されたこの寺院は、世界でも最高級の精巧な彫刻が施されています。続いて、近くのシルクファーム「Golden Silk」へ。緻密な錦織や独自の染織技法を使った伝統的な織物技術は、バンテアイ スレイの装飾にも通じるものがあります。黄金色の繭から紡がれ、王族のために織り上げられた伝統的な技法を、創業者Oum Sophea Pheachがご紹介します。
バンテアイ スレイの北側には、カンボジアのNginn Karet財団が運営する舞踊学校「Conservatoire Preah Ream Buppha Devi」があります。カンボジア初の農村部に作られた舞踊学校であり、世界初のスピリチュアルダンスの舞踊団でもあります。Buppha Devi王女を通じて王室から支援を受けているこの舞踊学校は、アンコールの聖地に生まれた子供たちを支援しています。1,000種類を超える手の動きや身体の所作を特徴とし、そのすべてがユネスコ文化遺産に登録されている舞踊の伝統を、実際に体験し、学んでみましょう。
クーレン国立公園ののどかな麓にあるアンコールの貴重な象の保護区を訪ね、象や持続可能性について学びましょう。大自然に包まれながら、穏やかな巨象が今日どのように保護されているかを知ってください。訪問のハイライトは、ラッフルズ バトラーが手配するジャングルの中での特別なプライベートピクニックです。このエクスペリエンスの費用は、地域の共同体森林と絶滅の危機に瀕した野生動物の保全・保護のため、象の保護区に寄付されます。
一生の思い出に残るラッフルズスタイルの旅は、アンコール遺跡公園での寺院ディナーでクライマックスを迎えます。神話と伝説、そして深いスピリチュアルの地、アンコールの壮大な寺院群に囲まれた特別な空間で、思い出に残るお食事をお楽しみください。まるで歴史の物語の中に入り込んだような感覚に浸れます。燃え盛るトーチの炎が、クメール帝国の古代遺跡の周囲に揺らめく影を落とします。このイベント用に特別に考案されたメニューは、この歴史的な場所で1936年に初めて提供されたオリジナルメニューにインスパイアされたものです。夜のエンターテインメントの一環として、神秘的な寺院を背景に披露される魅惑的なパフォーマンスをお楽しみください。
7日目
翌朝は、まるで魔法にかけられたかのように、ラッフルズ バトラーがカンボジアで過ごす最後の一日を忘れられないものに演出します。ホテル専用車で、シェムリアップ郊外の緑豊かな水田に囲まれた、人里離れた気球の離陸地点へお送りします。コンチネンタル ブレックファストのビュッフェをお楽しみいただいた後、日の出とともに熱気球で空へと舞い上がります。ヤシの木がまばらに生える美しい田園地帯の上を漂いながら、眼下に広がる絵画のような景色をご堪能ください。伝説に彩られた二都物語の旅の終わりにふさわしい、格別なお別れのひと時です。
この旅程の一部または全行程をご予約いただく場合は、2か月前までにお申し込みください。料金はお問い合わせください。ホストを務める方々の公務やご都合により、旅程の内容が変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
お問い合わせ